- SEO記事とホワイトペーパーを組み合わせる理由
- SEO記事からホワイトペーパーへつなげる基本的な考え方
- SEO記事からホワイトペーパーへつなげる5つのステップ
- STEP1.SEO記事の検索意図を整理する
- STEP2.SEO記事でどこまで課題を解決するか決める
- STEP3.記事を読んだ人が次に知りたいことを考える
- STEP4.記事と関連性の高いホワイトペーパーを用意する
- STEP5.記事内に自然なCTAを設置する
- SEO記事とホワイトペーパーのテーマはどのくらい近づける?
- CTAは記事の内容に合わせて変える
- CTAを設置する場所も重要
- CTAの文言では「資料ダウンロード」だけで終わらせない
- ホワイトペーパーのダウンロードページも導線の一部
- SEO記事から誘導するホワイトペーパーは1つとは限らない
- 既存のSEO記事からホワイトペーパーのテーマを考える
- ホワイトペーパーからSEO記事のテーマを考えることもできる
- SEO記事とホワイトペーパーの成果を一緒に見る
- ダウンロード後の導線まで設計する
- SEO記事とホワイトペーパーはコンテンツ全体で設計する
- まとめ|SEO記事の「次に知りたいこと」をホワイトペーパーで届ける
「SEO記事へのアクセスはあるのにリードが増えない」「記事からホワイトペーパーへうまく誘導できていない」「SEOとホワイトペーパーをどのように組み合わせればよい?」
BtoBマーケティングでは、SEO記事とホワイトペーパーを組み合わせることで、検索から訪れた見込み顧客をリード獲得につなげることができます。
SEO記事は、検索を通じて新しい見込み顧客との接点を作ることに向いています。一方、ホワイトペーパーは、記事を読んでさらに詳しい情報を知りたい人に提供することで、問い合わせよりも手前の段階で接点を作ることができます。
ただし、SEO記事にホワイトペーパーのCTAを設置すれば、必ずダウンロードされるわけではありません。
重要なのは、SEO記事を読んだ人が「次に知りたいこと」を考え、そのニーズに合ったホワイトペーパーを用意することです。
本記事では、SEO記事とホワイトペーパーを組み合わせてリード獲得につなげるための考え方や導線設計、テーマのつなげ方について解説します。
SEO記事とホワイトペーパーを組み合わせる理由
SEO記事とホワイトペーパーは、それぞれ異なる役割を持っています。
コンテンツ | 主な役割 |
SEO記事 | 検索を通じて見込み顧客との接点を作る |
ホワイトペーパー | より詳しい情報を提供し、リード獲得や顧客育成につなげる |
SEO記事を読んでいる人の多くは、何らかの課題や疑問について情報を探しています。
しかし、記事を読んだ時点ですぐにサービスへ問い合わせるとは限りません。
特にBtoBでは、課題について調べ、原因を整理し、解決方法を探し、複数の選択肢を比較したうえで問い合わせや商談へ進むことがあります。
そのため、SEO記事と問い合わせの間にホワイトペーパーを用意することで、まだ具体的な相談には至っていない見込み顧客とも接点を作れるようになります。
SEO記事だけでアクセスを集めるのではなく、その後の行動まで設計することがリード獲得では重要です。
SEO記事からホワイトペーパーへつなげる基本的な考え方
SEO記事からホワイトペーパーへ誘導するときに重要なのが、記事とホワイトペーパーの関連性です。
例えば、「ホワイトペーパーの作り方」を検索して記事を読んでいる人は、実際にホワイトペーパーを制作しようとしている可能性があります。
その読者に「ホワイトペーパー制作チェックリスト」を案内すれば、記事で理解した内容を実際の制作で使えるため、自然な次のコンテンツになります。
一方、同じ記事に「BtoBマーケティング施策比較資料」を掲載しても、内容の関連性が低いため、読者がダウンロードする理由は弱くなります。
SEO記事とホワイトペーパーを組み合わせるときには、単にテーマが近いかどうかだけではなく、記事を読んだ後に読者が何を知りたいのか、何をしたいのかまで考えることが重要です。
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SEO記事からホワイトペーパーへつなげる5つのステップ
SEO記事とホワイトペーパーの導線は、記事が完成した後にCTAを追加するだけではなく、検索意図や顧客課題から設計することをおすすめします。
STEP1.SEO記事の検索意図を整理する
最初に、そのSEO記事を読む人が何を知りたくて検索しているのかを整理します。
例えば、「ホワイトペーパー 作り方」というキーワードであれば、実際に制作を始めたい人や、制作工程を知りたい人が想定できます。
「BtoB リード獲得」であれば、リードを増やすためにどのような施策があるのか知りたい人が中心になるでしょう。
同じWebサイトへ訪れた人でも、検索しているキーワードによって課題や検討状況は異なります。
まず検索意図を理解することが、適切なホワイトペーパーを考える出発点になります。
STEP2.SEO記事でどこまで課題を解決するか決める
SEO記事では、検索した人が知りたい情報にしっかり答えることが重要です。
ホワイトペーパーをダウンロードしてもらうために、意図的に記事の情報を減らす必要はありません。
例えば、「ホワイトペーパーの作り方」という記事であれば、企画、構成、ライティング、デザイン、公開までの基本的な流れを記事内で説明します。
そのうえで、実際に制作するときに使えるテンプレートや、より具体的な実践方法などをホワイトペーパーとして提供します。
SEO記事だけでも疑問を解決できる状態を作り、その先にある実践や深掘りのニーズをホワイトペーパーで満たすという考え方です。
STEP3.記事を読んだ人が次に知りたいことを考える
SEO記事とホワイトペーパーをつなぐうえで、特に重要な工程です。
記事を読み終えた人が、次にどのような疑問を持つのか、どのような行動を取りたいのかを考えます。
例えば、以下のように整理できます。
SEO記事 | 記事を読んだ後のニーズ | ホワイトペーパー例 |
ホワイトペーパーの作り方 | 実際に制作してみたい | ホワイトペーパー制作ガイド |
ホワイトペーパーの構成の作り方 | 構成を作るときに使える型がほしい | 構成テンプレート |
BtoBのリード獲得方法 | 自社に合う施策を比較したい | リード獲得施策比較資料 |
コンテンツマーケティングとは | 自社でも始めたい | コンテンツ設計シート |
SEO記事からリードを獲得する方法 | 自社の記事を改善したい | SEO記事のCTA改善ガイド |
この「記事を読んだ後のニーズ」が、SEO記事とホワイトペーパーをつなぐ役割を持ちます。
記事と同じ内容をPDFにするのではなく、記事を読んだ人が次に必要とするコンテンツを作ることがポイントです。
STEP4.記事と関連性の高いホワイトペーパーを用意する
次に、読者のニーズに合ったホワイトペーパーを用意します。
ホワイトペーパーは、SEO記事よりページ数が多ければよいわけではありません。
ダウンロードするために個人情報を入力してもらうのであれば、それだけの価値を感じてもらえる内容が必要です。
例えば、独自調査やデータ、実務で使えるテンプレート、比較資料、具体的な手順、自社で蓄積したノウハウなどは、ホワイトペーパーとして提供しやすい情報です。
記事の内容をそのままPDFへ移すのではなく、読者が「保存しておきたい」「実務で使いたい」「もう少し詳しく知りたい」と思える情報を考えましょう。
STEP5.記事内に自然なCTAを設置する
ホワイトペーパーが決まったら、SEO記事内にCTAを設置します。
CTAは記事の最後だけに置くとは限りません。
読者がホワイトペーパーの内容に興味を持ちやすい箇所があれば、記事の途中に設置する方法もあります。
例えば、ホワイトペーパーの構成について説明しているセクションの後に、構成テンプレートを案内すれば、その情報を必要としているタイミングでCTAを見せられます。
重要なのは、CTAを目立たせることだけではありません。
読者が「なぜこのホワイトペーパーを読む必要があるのか」を理解できる場所に設置することが重要です。
SEO記事とホワイトペーパーのテーマはどのくらい近づける?
SEO記事とホワイトペーパーは、できるだけ読者の課題がつながっていることが重要です。
ただし、まったく同じ内容にする必要はありません。
例えば、SEO記事が「BtoBのリード獲得方法15選」であれば、その内容をそのままPDF化するよりも、実際に施策を選ぶための「リード獲得施策比較資料」をホワイトペーパーにした方が、記事とは異なる価値を提供できます。
SEO記事で「知る」、ホワイトペーパーで「比較する」「実践する」「判断する」といったように、読者の行動を一段進めるイメージです。
SEO記事で提供する価値 | ホワイトペーパーで提供する価値 |
基本を理解する | 実践方法を詳しく知る |
選択肢を知る | 選択肢を比較する |
原因を理解する | 改善方法を実践する |
方法を知る | テンプレートを使う |
全体像を理解する | 自社で判断できる材料を得る |
SEO記事とホワイトペーパーをこのように役割分担すると、同じテーマでも内容の重複を抑えながら展開できます。
CTAは記事の内容に合わせて変える
すべてのSEO記事に同じホワイトペーパーを掲載する方法は、運用自体は簡単です。
しかし、記事によって検索意図が異なるため、一つのホワイトペーパーですべての読者のニーズに応えることは難しくなります。
例えば、「ホワイトペーパーとは?」を読んでいる人と、「ホワイトペーパー制作会社の選び方」を読んでいる人では、検討状況が異なります。
前者であれば、ホワイトペーパーの活用方法や制作方法を詳しく知れるコンテンツが考えられます。
後者であれば、制作会社を比較するときの判断材料や依頼準備に役立つ情報の方がニーズに近いでしょう。
記事ごとに完全に別のホワイトペーパーを作る必要はありませんが、少なくとも検索意図や顧客フェーズが近い記事ごとに、適したCTAを用意することをおすすめします。
CTAを設置する場所も重要
SEO記事からホワイトペーパーへの導線では、何を案内するかだけでなく、どこで案内するかも重要です。
主な設置場所として、記事の導入付近、関連するセクションの直後、記事の最後などがあります。
導入付近では、すでにテーマへの関心が高い人に早い段階でホワイトペーパーを案内できます。
記事の途中では、説明した内容と関連するホワイトペーパーを自然に紹介できます。
記事の最後では、記事全体を読んだ人に次の行動として案内できます。
どこか一か所だけに固定するのではなく、記事の長さや検索意図、ホワイトペーパーとの関連性を考えながら設置場所を決めましょう。
CTAの文言では「資料ダウンロード」だけで終わらせない
CTAを設置するときには、「資料をダウンロードする」だけでは、ホワイトペーパーを読むメリットが伝わりにくい場合があります。
どのような資料なのか、何が分かるのか、どのような人に役立つのかを伝えることが重要です。
例えば、「ホワイトペーパー制作ガイドをダウンロード」だけでなく、「企画から公開までの制作工程をまとめたホワイトペーパー制作ガイド」のように、内容を具体的にします。
記事を読んでいる途中でも、CTAを見るだけで自分に必要な資料かどうか判断できる状態を作ることが重要です。
ホワイトペーパーのダウンロードページも導線の一部
SEO記事からホワイトペーパーの紹介ページへ移動しても、そこで離脱してしまえばリード獲得にはつながりません。
そのため、ホワイトペーパーのダウンロードページでは、資料の内容や読むメリットを分かりやすく伝える必要があります。
タイトルだけでなく、どのような課題を持つ人向けなのか、何が分かるのか、どのような内容が収録されているのかを整理します。
また、フォームの入力項目が多すぎると、ダウンロードを諦める人が増える可能性があります。
リード獲得を目的とするのであれば、取得したい情報と入力の負担を考えながらフォームを設計しましょう。
SEO記事から誘導するホワイトペーパーは1つとは限らない
記事によっては、複数のホワイトペーパーが関連する場合があります。
例えば、「BtoBのリード獲得方法」という記事であれば、リード獲得施策比較資料、コンテンツマーケティングガイド、ホワイトペーパー活用ガイドなど、複数のコンテンツにつなげることができます。
ただし、選択肢を増やしすぎると、読者がどれを選べばよいか分からなくなる可能性があります。
記事の検索意図に最も近いホワイトペーパーを中心に案内し、必要に応じて関連資料として別のコンテンツを提示するとよいでしょう。
既存のSEO記事からホワイトペーパーのテーマを考える
すでにSEO記事を多く公開している場合には、ゼロからホワイトペーパーのテーマを考える必要はありません。
まず、アクセスを獲得できている記事や、自社の顧客課題と関連性の高い記事を確認します。
その記事を読んだ人が次に知りたいことを考えることで、ホワイトペーパーのテーマ候補を見つけられます。
例えば、アクセスが多い記事に関連するホワイトペーパーが存在しないのであれば、新しく制作することで既存流入をリード獲得へつなげられる可能性があります。
新しいSEO記事を増やし続けるだけでなく、すでに獲得しているアクセスを活かせているかという視点で既存記事を見直すことも重要です。
ホワイトペーパーからSEO記事のテーマを考えることもできる
反対に、すでにホワイトペーパーを複数保有している場合には、その内容からSEO記事を展開する方法もあります。
例えば、「BtoBコンテンツマーケティング実践ガイド」というホワイトペーパーがあれば、その中で扱っている顧客課題を分解して、SEO記事として展開できます。
一つのテーマについて調査や情報整理ができているため、SEO記事とホワイトペーパーを完全に別々に企画するよりも、コンテンツ制作を効率化できます。
また、ホワイトペーパーにしか掲載していなかった自社独自の知見の一部をWeb上の記事として展開することで、新しい検索接点を作ることもできます。
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ホワイトペーパーの企画方法
SEO記事とホワイトペーパーの成果を一緒に見る
SEO記事とホワイトペーパーを組み合わせる場合には、それぞれを別々に評価するだけでは十分ではありません。
SEO記事であれば検索流入やPV、ホワイトペーパーであればダウンロード数だけを見るのではなく、その間の動きも確認します。
確認する指標 | 確認できること |
SEO記事への流入 | 記事に見込み顧客を集められているか |
CTAのクリック率 | 記事とWPのつながりに興味を持たれているか |
ダウンロードページへの遷移数 | CTAから次のページへ進んでいるか |
ダウンロードCVR | WPの内容やフォームが適切か |
ホワイトペーパーDL数 | リード獲得につながっているか |
DL後のメール反応 | その後も関心が続いているか |
商談数・商談化率 | 営業成果につながっているか |
例えば、SEO記事へのアクセスは多いのにCTAがほとんどクリックされていないのであれば、記事とホワイトペーパーのテーマが合っていない可能性があります。
CTAはクリックされているもののダウンロードされていない場合には、ダウンロードページの内容やフォームを確認します。
このように、SEO記事とホワイトペーパーを一つの導線として見ることで、改善すべき場所を見つけやすくなります。
ダウンロード後の導線まで設計する
SEO記事からホワイトペーパーをダウンロードしてもらうことは、ゴールではありません。
リードを獲得した後にどのような情報を届けるのかも考える必要があります。
例えば、ダウンロードしたテーマに関連する別のホワイトペーパーやSEO記事、ウェビナー、導入事例などをメールで案内できます。
すぐにサービスを検討している可能性が高いテーマであれば、問い合わせや相談への導線を用意することもできます。
一方、まだ情報収集段階の読者に対して、ダウンロード直後からサービスの営業だけを続けると、関係を深めにくくなる場合があります。
読者がどのような情報を求めているのかを考えながら、その後のコミュニケーションを設計することが重要です。
SEO記事とホワイトペーパーはコンテンツ全体で設計する
SEO記事とホワイトペーパーを一本ずつ作っていると、コンテンツが増えるほど管理が難しくなります。
そのため、顧客課題や検討フェーズを整理し、どのSEO記事からどのホワイトペーパーへつなげるのかを全体で考えることをおすすめします。
例えば、BtoBマーケティングであれば、リード不足を感じ始めた段階、原因を調べている段階、施策を探している段階、ホワイトペーパーを検討している段階、実際に制作しようとしている段階では必要な情報が異なります。
それぞれの段階にSEO記事とホワイトペーパーを配置することで、見込み顧客が自分の課題に合った情報を読み進められる状態を作れます。
SEO記事とホワイトペーパーを個別の制作物として考えるのではなく、顧客との接点を継続して作るコンテンツ群として設計することが重要です。
まとめ|SEO記事の「次に知りたいこと」をホワイトペーパーで届ける
SEO記事とホワイトペーパーを組み合わせることで、検索から訪れた見込み顧客をリード獲得につなげる導線を作ることができます。
SEO記事では検索している人の疑問や課題にしっかり答え、その記事を読んだ後に生まれる次のニーズに対してホワイトペーパーを用意します。
重要なのは、SEO記事の最後にとりあえずホワイトペーパーのCTAを設置することではありません。
検索意図を理解し、記事で解決する課題を整理したうえで、読者が次に知りたい情報を考え、それに合ったホワイトペーパーを案内する必要があります。
また、ダウンロード数だけでなく、記事への流入、CTAのクリック、ダウンロードページでのCV、ダウンロード後の反応、商談までを一つの導線として確認することで、改善すべきポイントを見つけられます。
SEO記事で見込み顧客との接点を作り、その人が次に必要とする情報をホワイトペーパーで届ける。このつながりを顧客課題から設計することが、SEO流入をリード獲得につなげるための重要なポイントです。
PADOUでは、これまで500本以上のホワイトペーパー制作に携わってきた経験をもとに、ホワイトペーパーのテーマ企画から構成、リサーチ、ライティング、図解、デザインまで一貫して対応しています。
また、ホワイトペーパー単体を制作するだけでなく、既存のSEO記事や顧客課題を整理し、どの記事からどのホワイトペーパーへつなげるのか、どのテーマを優先して制作するのかといったコンテンツ全体の設計についてもご相談いただけます。
「SEO記事へのアクセスはあるもののリード獲得につながっていない」「既存記事にどのホワイトペーパーを設置すればよいか分からない」「SEOとホワイトペーパーを組み合わせてリード獲得の仕組みを作りたい」といった場合は、まずはお気軽にご相談ください。
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